サイディングのコーキング劣化
本日はコーキングについてお話致します。
外装劣化診断士の小池です。
サイディングの目地のコーキングが固くなって痛んでいるように思われる方も多いと思います。
目地コーキングはワーキングジョイントとも呼ばれ、建物の挙動やサイディングの収縮によるゆがみを吸収する為に設けられています。一部目地が無い張り方もありますが一般的にはサイディング材のパネルとパネルの隙間に充填されています。このコーキングは一日の間に何度も収縮します。
コーキングの劣化の一番の要因は紫外線です。固くなり収縮に耐えられなくなると中央から割れたり最悪の場合は目地から剥がれて取れてしまいます。
また、新築時のプライマー不足等によりまだ柔らかいのに剥がれてしまうケースもあります。メンテナンスの時期は10年~15年が目安となります。
目地が剥がれ、隙間があるとサイディングが水分を吸って反ったり、雨漏りを起こしたりします。コーキングはサイディングの防水の要ですのでしっかりとメンテナンスしてあげましょう。
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